更年期に多い尿漏れの原因と治療法〜症状を改善するためのポイントを解説|初芝駅前の形成外科・皮膚科・婦人科・美容皮膚科|ななほしクリニック

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更年期に多い尿漏れの原因と治療法〜症状を改善するためのポイントを解説

更年期に多い尿漏れの原因と治療法〜症状を改善するためのポイントを解説|初芝駅前の形成外科・皮膚科・婦人科・美容皮膚科|ななほしクリニック

「最近、くしゃみをするたびに少し漏れてしまう…」

そんな悩みを抱えながら、誰にも言えずにいる方は少なくありません。

更年期を迎えた女性に多い尿漏れは、ホルモンバランスの変化が深く関わっています。恥ずかしいことではなく、体の自然な反応です。正しい知識と適切なケアで、症状を改善できる可能性があります。

この記事では、更年期における尿漏れの原因・種類・治療法を詳しく解説します。日常生活でできるセルフケアから医療機関での治療まで、実践的なポイントをお伝えします。

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更年期に伴う尿漏れでお悩みの方へ。ホルモンバランスの変化が関係する尿漏れは、原因に合ったケアが大切です。専門医が丁寧にご説明しますので、まずはご相談ください。

診療時間:月〜火・木〜金 9:00〜19:00 水・土 9:00〜16:00 日曜定休

更年期に尿漏れが起きやすくなる理由

更年期になると、なぜ尿漏れが増えるのでしょうか。

その答えは、女性ホルモン(エストロゲン)の急激な減少にあります。エストロゲンは骨盤底筋群や尿道粘膜の弾力性を維持する働きを持っています。このホルモンが減少すると、膀胱や尿道を支える筋肉が緩み、尿道がしっかり閉じられにくくなります。

加えて、加齢による筋力低下や、過去の出産時に受けた骨盤底へのダメージが、年齢とともに表面化してくることも原因のひとつです。

尿漏れは更年期の「遅い時期に見られる症状」に分類されます。45歳前後で現れるほてりや不眠といった症状とは異なり、55歳前後から泌尿器・生殖器の変化として現れやすくなります。

「50歳を過ぎてから急にトイレが近くなった」という方は、この時期特有の体の変化が影響している可能性があります。自己判断で放置せず、早めに専門家へ相談することが大切です。

尿漏れの種類を知ることが改善への第一歩

尿漏れにはいくつかの種類があります。

自分の症状がどのタイプに当てはまるかを把握することで、適切な対策が見えてきます。主なタイプは以下の3つです。

腹圧性尿失禁

咳やくしゃみ、重い荷物を持つ、笑うといった動作でお腹に力が入ったときに尿が漏れてしまうタイプです。

骨盤底筋群の緩みが主な原因で、エストロゲンの減少や加齢、出産経験がある方に多く見られます。尿漏れ経験者の90%以上が出産経験者ともいわれています。

「笑ったら漏れてしまって、友人との食事が怖くなった」という方もいらっしゃいます。日常の何気ない動作が不安の種になってしまうのが、このタイプの辛さです。

切迫性尿失禁

急に強い尿意を感じ、トイレに間に合わないタイプです。

過活動膀胱の症状のひとつで、少量の尿が溜まっただけでも膀胱が収縮し、強い尿意が生じます。夜中に何度も目が覚める「夜間頻尿」を伴うこともあります。

過活動膀胱とは、膀胱が過敏に反応し、尿意のコントロールが難しくなる状態のことです。

「トイレのことを考えるだけで尿意を感じる」「玄関の鍵を開けようとした瞬間に漏れてしまう」といった症状が典型的です。

混合性尿失禁

腹圧性と切迫性の両方の症状が混在するタイプです。

更年期以降の女性には、このタイプも少なくありません。症状が複合しているため、治療アプローチも個別に検討する必要があります。

自分でできる!骨盤底筋トレーニングの実践方法

まず試してほしいのが、骨盤底筋トレーニングです。

腹圧性尿失禁に対しては、骨盤底筋体操である程度まで改善できるといわれています。継続することが何より大切で、3ヶ月間続けることを目標にしましょう。

骨盤底筋体操の手順

  • あお向けに寝て足を肩幅に開き、両膝を曲げて立てます。体をリラックスさせてください。
  • 尿道・肛門・膣をきゅっと閉めたり、緩めたりを2〜3回繰り返します。
  • ゆっくりぎゅっと締め、3秒間ほど静止し、ゆっくり緩めます。これを2〜3回繰り返します。
  • 引き締める時間を少しずつ延ばしていきます。
  • 1回5分程度から始めて、10〜20分まで徐々に増やしましょう。

「最初は全然わからなかったけれど、1ヶ月続けたら確かに変わってきた」という声もよく聞きます。正しい筋肉を意識するのが難しい場合は、医療機関で指導を受けるのも一つの方法です。

日常生活での注意点

トレーニング以外にも、日常の習慣を見直すことが症状改善につながります。

  • 水分摂取のバランス:水分を控えすぎると尿が濃くなり膀胱を刺激します。適切な水分補給を心がけましょう。
  • 肥満の改善:体重増加は膀胱や骨盤底筋への圧迫を強めます。適正体重の維持が大切です。
  • 便秘の解消:便秘による腸の圧迫も骨盤底筋に影響します。食物繊維を意識した食事を取り入れましょう。
  • カフェインの制限:コーヒーや緑茶などのカフェインは膀胱を刺激することがあります。

医療機関での治療法〜症状に合わせたアプローチ

セルフケアだけでは改善が難しい場合、医療機関での治療が有効です。

尿漏れの種類や重症度に応じて、複数の治療法が選択できます。一人で抱え込まず、専門家に相談することで、生活の質を大きく改善できる可能性があります。

ホルモン補充療法(HRT)

更年期の尿漏れの根本原因のひとつは、エストロゲンの減少です。

ホルモン補充療法(HRT)では、少量のエストロゲンを補充することで、骨盤底筋や尿道粘膜の機能回復をサポートします。ほてり・のぼせ・発汗といった更年期症状全般にも高い効果を示します。

不眠やイライラなどの精神症状には、漢方薬・睡眠剤・安定剤を併用することで、さらに効果が高まります。

ただし、内科的な持病がある方や、ホルモン剤の服用を迷っている方には、別の治療法も選択肢として用意されています。

過活動膀胱への薬物療法

切迫性尿失禁(過活動膀胱)に対しては、薬物療法が中心となります。

膀胱の過剰な収縮を抑える抗コリン剤や、膀胱を緩めて尿を溜める機能を高めるβ3作動薬などが使用されます。症状の種類と程度に応じて、医師が適切な薬剤を選択します。

腹圧性尿失禁への対応

骨盤底筋体操が治療の基本です。

薬物療法としては、腹圧性尿失禁に保険適応がある薬剤も存在します。骨盤臓器の下垂が著明な場合は、より専門的な治療が必要になることもあるため、まずは婦人科や泌尿器科への受診をお勧めします。

閉経関連泌尿生殖器症候群(GSM)の治療

尿漏れだけでなく、膣の乾燥感・灼熱感・性交痛なども伴う場合は、閉経関連泌尿生殖器症候群(GSM)の可能性があります。

GSMとは、エストロゲンの長期的な欠乏により、泌尿器・生殖器に複合的な症状が現れる状態のことです。

この場合もホルモン補充療法が第一選択となります。全身的な更年期症状がある場合は全身投与、外陰部の症状がメインの場合は局所治療が選択されることがあります。詳細は医療機関でご確認ください。

膣RFという選択肢

加齢や出産、女性ホルモンの変化により、「膣のゆるみ」「乾燥感」「性交時の違和感」「尿漏れ」などのお悩みを抱える方は少なくありません。しかし、デリケートな問題だからこそ、誰にも相談できずに悩み続けてしまうケースもあります。

 そのようなお悩みに対する治療のひとつとして注目されているのが「膣RF(高周波治療)」です。

膣RFは、高周波エネルギーを膣内に照射することで、コラーゲン生成を促進し、組織の引き締めや潤い改善を目指す施術です。メスを使用しないため身体への負担が少なく、ダウンタイムも比較的短い点が特徴です。

「手術には抵抗がある」「自然な変化を目指したい」という方にとって、膣RFは選択肢のひとつとなるかもしれません。

更年期の尿漏れ、ひとりで抱え込まないでください

更年期と尿漏れは同時に進行することがあります。更年期外来と婦人科それぞれの観点から、ご状況に応じたケアの方向性をご提案します。

オンライン予約

お電話:072-288-6170 月〜金 9:00〜19:00(水は〜16:00)

ななほしクリニックの更年期治療について

尿漏れは、更年期症状のひとつです。

ホルモンバランスの乱れが全身に影響を与えているため、尿漏れだけを単独で治療するのではなく、更年期症状全体を包括的に診ることが重要です。

大阪府堺市東区の初芝駅前にあるななほしクリニックでは、更年期障害の治療に力を入れており、患者さまの状態に合わせた複数の治療法を提供しています。

5つの治療法から選べる

  • ホルモン補充療法(HRT):エストロゲンを補充し、ほてり・のぼせ・発汗などの代表的な症状に高い効果を発揮します。
  • 漢方療法:症状が軽い方、持病でホルモン剤が使えない方、ホルモン剤を迷っている方に適しています。
  • プラセンタ治療:ヒト胎盤から抽出した医療用医薬品を使用。更年期症状の改善に加え、自律神経の調整、肩こり・冷え性の改善、美肌効果なども期待できます。
  • サプリメント(エクオール):大豆イソフラボンから体内で生成されるエクオールを補うサプリメントです。
  • 薬物療法:睡眠剤・安定剤・鎮痛剤など、症状に応じた薬を組み合わせて使用します。

プラセンタ療法の費用と通院頻度

プラセンタ療法は、45歳から59歳で更年期症状があり、ホルモン補充療法を行っていない方は保険適用で受けることができます。

それ以外の方は自費となり、1アンプル1,100円、2アンプル2,800円です。

通院頻度は、最初の1〜2ヶ月間は週2回、体調が落ち着いてきたら週1回が目安です。2回目以降は問診と注射のみで、待ち時間が少なく短時間でお帰りいただけます。

持病がある方・ホルモン剤が不安な方も安心

「ホルモン剤は怖い」と感じる方もいらっしゃいます。

そのような方には、漢方薬という選択肢があります。内科的な持病があってホルモン剤が使えない方にも対応できます。精神症状が強い場合は、漢方薬に睡眠剤や安定剤を組み合わせることで、より高い効果が期待できます。

形成外科・皮膚科・婦人科・美容皮膚科の複数診療科目を持つ総合的な診療体制のもと、メディカルスクエア初芝駅前でクリニック間の連携を強化した診療を行っています。

まとめ:尿漏れは「我慢しない」が大切

更年期の尿漏れは、珍しいことでも恥ずかしいことでもありません。

エストロゲンの減少による骨盤底筋の緩みや過活動膀胱が主な原因であり、適切な治療とセルフケアで改善できる可能性があります。腹圧性・切迫性・混合性という種類の違いを理解し、自分の症状に合ったアプローチを選ぶことが重要です。

骨盤底筋トレーニングから始めつつ、改善が見られない場合や日常生活に支障が出ている場合は、ぜひ医療機関を受診してください。

更年期症状全体を包括的に診てもらえるクリニックを選ぶことで、尿漏れだけでなく、ほてり・不眠・イライラなど複合的な悩みもまとめて相談できます。

一人で抱え込まず、まずは専門家に相談することが、症状改善への最初の一歩です。

更年期の尿漏れや更年期症状でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。ホルモン補充療法・漢方療法・プラセンタ治療など、あなたに合った治療法を一緒に考えます。

▶ ななほしクリニックの更年期治療について詳しくはこちら

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著者情報

副院長       

久米川 綾(くめがわ あや)

経歴

2015年3月

和歌山県立医科大学医学部 卒業

2015年4月

和歌山県立医科大学付属病院

2017年4月

和歌山県立医科大学産婦人科 学内助教

2020年4月

和歌山ろうさい病院

資格・所属学会

  • 日本専門医機構認定産婦人科専門医