赤ら顔
赤ら顔
赤ら顔はシミやシワなどと並び、美容皮膚科を受診する主訴の1つとして挙げられます。
赤ら顔は酒さ(しゅさ)とも呼ばれ、中高年の顔面にびまん性に紅斑、毛細血管拡張、ほてり感が長期間にわたって持続する難治性慢性炎症性疾患です。特に赤みは鼻、ほほなど顔の中央付近で目立ち、血管が開いて赤い線が出ます。当院ではしゅさや赤ら顔を改善するために、治療法をご提案させていただきます。お気軽にご相談ください。
当院ではIPL(インテンシブ・パルス・ライト)である「Nordlys(ノーリス)」を使用し、酒さの治療を行います。
Nordlysは、多機能な光治療機器で、主にIPLを用いた治療が特徴で、酒さや赤ら顔、色素沈着、シミ、毛細血管の拡張など、幅広い皮膚トラブルに対応します。
理由としては、IPLはレーザーのように単一波長ではなく広域の波長を発振するためです。作用機序としてメラニンを豊富に含有する表皮細胞の選択的な熱損傷とターンオーバーの促進により表在性色素性病変が改善します。
また酸化ヘモグロビンへの吸収により微小血管が破壊され表在性の血管病変が改善します。
特にNordlysでは赤ら顔治療に特化した波長の光を発し、皮膚の深部にある異常な血管をターゲットにします。
これにより、赤みが改善され、酒さの症状が改善します。また、皮膚のトーンが均一になり、見た目が明るくなります。酒さの原因となる炎症や毛細血管の破裂にも効果的で、複数回の治療で徐々に改善が見られます。
治療前
3回治療後