更年期障害の治療法〜ホルモン療法と自然療法の選び方を解説|初芝駅前の形成外科・皮膚科・婦人科・美容皮膚科|ななほしクリニック

〒599-8114大阪府堺市東区日置荘西町4-35-10 メディカルスクエア初芝駅前203
Tel.072-288-6170
WEB予約 インスタグラム LINE
ヘッダー画像

更年期障害の治療法〜ホルモン療法と自然療法の選び方を解説

更年期障害の治療法〜ホルモン療法と自然療法の選び方を解説|初芝駅前の形成外科・皮膚科・婦人科・美容皮膚科|ななほしクリニック

「最近、急に顔が熱くなる」「夜中に何度も目が覚める」「理由もなくイライラしてしまう」。

そんな症状が続いているなら、更年期障害のサインかもしれません。

更年期に入ると、ホルモンバランスの変化により、身体や心にさまざまな不調が現れます。ホットフラッシュ(ほてり・のぼせ)、冷え、疲れやすさ、不眠、イライラ感など、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。

「病院に行くべきか迷っている」「どんな治療法があるのか知りたい」という方のために、今回は更年期障害の治療法について、ホルモン補充療法(HRT)と自然療法それぞれの特徴、選び方のポイントを詳しく解説します。

ぜひ最後まで読んで、ご自身に合った治療法を見つけるヒントにしてください。

治療の選択肢について、まずは相談から

ホルモン療法にはメリット・デメリットの両面があります。ご自身の状態や生活スタイルに合わせた方法を専門医と一緒に考えることが大切です。

オンライン予約

お電話:072-288-6170 月〜金 9:00〜19:00(水は〜16:00)

更年期障害とは?まず基本を理解しましょう

更年期とは、閉経をはさんだ前後約10年間のことを指します。

一般的に45歳〜55歳ごろに該当し、この時期に卵巣の機能が低下することで、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が急激に変動・減少します。

エストロゲンは、体温調節・睡眠・気分・骨の健康など、全身のさまざまな機能に深く関わっています。そのため、エストロゲンのゆらぎと減少が引き金となり、多彩な症状が現れるのです。

主な症状には以下のようなものがあります。

  • 身体的症状:ほてり・のぼせ(ホットフラッシュ)、発汗、動悸、頭痛、肩こり、冷え性、関節痛、疲れやすさ
  • 精神的症状:イライラ、不安感、気分の落ち込み、集中力の低下、不眠
  • 泌尿生殖器症状:腟の乾燥、頻尿、性交痛

症状の出方や程度は、人によって大きく異なります。

軽い不調で済む方もいれば、日常生活や仕事に支障が出るほど重症化する方もいます。「つらいのは自分だけ?」と一人で抱え込まず、専門医に相談することが大切です。

更年期障害の治療法は5つある

更年期障害の治療法は、一つではありません。

症状の重さ、体質、持病の有無などに応じて、複数のアプローチを組み合わせることができます。ななほしクリニックでは、以下の5つの治療法を用意しています。

  • ホルモン補充療法(HRT)
  • 漢方療法
  • プラセンタ治療
  • サプリメント(エクオール)
  • 薬物療法(睡眠剤・安定剤・鎮痛剤など)

それぞれの特徴を順番に見ていきましょう。

① ホルモン補充療法(HRT)

HRTは、更年期障害の「根本原因」に直接アプローチする治療法です。

更年期障害の主な原因がエストロゲンのゆらぎと減少にあるため、少量のエストロゲンを補充することで症状を改善します。ほてり・のぼせ・発汗などの代表的な症状に対して、非常に高い効果を示します。

また、精神症状(不眠・イライラなど)に対しては、漢方薬や睡眠剤・安定剤を併用することで、さらに効果が高まります。

HRTのメリット

  • ほてり・のぼせ・発汗に対して高い改善効果
  • 骨粗しょう症の予防効果も期待できる
  • 泌尿生殖器症状(腟の乾燥・頻尿など)にも有効
  • QOL(生活の質)の向上に直結する

HRTの注意点

  • 乳がん・子宮体がんのリスクについて医師と十分に相談が必要
  • 子宮を有する方はエストロゲンに黄体ホルモン製剤を必ず併用する
  • 血栓症リスクがある方は経皮吸収製剤が第一選択となる場合がある
  • 禁忌症例(乳がん既往など)には使用できない

HRTは「怖い」というイメージを持つ方もいますが、適切な管理のもとで行えば、多くの方に安全かつ有効な治療法です。詳細は医師にご相談ください。

② 漢方療法

漢方薬は、体全体のバランスを整えるアプローチです。

以下のような方に特におすすめです。

  • 更年期障害の症状が比較的軽い方
  • 内科的な持病があり、ホルモン剤が内服できない方
  • ホルモン剤の服用をまだ迷っている方

漢方薬は即効性よりも、じっくりと体質を改善していく治療法です。副作用が少なく、長期的に使いやすいという特徴があります。

③ プラセンタ治療

プラセンタ療法は、ヒト胎盤(プラセンタ)から生理活性成分を抽出した医療用医薬品を使用する治療法です。

更年期症状の改善に加え、以下のような複合的な効果が期待できます。

  • 自律神経の調整
  • 肩こり・冷え性の改善
  • 美肌効果(美白・保湿・ニキビ改善)
  • アンチエイジング効果

45歳〜59歳で更年期症状があり、ホルモン補充療法を行っていない方は保険で注射を受けることができます。

それ以外の方は自費となり、1アンプル1,500円、2アンプル2,800円です。

治療頻度は、最初の1〜2か月間は週に2回、体調が落ち着いた後は週に1回が効果的です。初診時は検査等の診察が必要ですが、2回目以降は問診と注射のみで待ち時間が少なく、短時間でお帰りいただけます。

④ サプリメント(エクオール)

エクオールは、大豆イソフラボンが腸内細菌によって変換されてできる成分で、エストロゲンに似た働きをします。

ホルモン剤ほどの強い効果はありませんが、軽度〜中等度の症状に対して補助的に使用できます。日常的に取り入れやすいという点が特徴です。

⑤ 薬物療法(睡眠剤・安定剤・鎮痛剤など)

不眠・不安・頭痛など、特定の症状が強い場合には、症状に応じた薬物療法を行います。

HRTや漢方薬と組み合わせることで、より包括的な症状コントロールが可能になります。

治療の選択肢について、まずは相談から

ホルモン療法にはメリット・デメリットの両面があります。ご自身の状態や生活スタイルに合わせた方法を専門医と一緒に考えることが大切です。

オンライン予約

お電話:072-288-6170 月〜金 9:00〜19:00(水は〜16:00)

ホルモン補充療法(HRT)の最新動向

HRTは近年、大きく進化しています。

日本女性医学学会は2025年に「ホルモン補充療法ガイドライン2025年度版」を発行し、最新のエビデンスに基づく推奨内容が更新されました。新版では「閉経関連尿路性器症候群(GSM)」「サルコペニア予防」「リウマチ性疾患」など、これまで以上に幅広い症状・疾患へのHRTの有効性が検討されています。

また、投与経路(経口・経皮・腟内)や薬剤の種類・量の選択肢も広がり、患者さん一人ひとりの状態に合わせた個別化治療がより実現しやすくなっています。

血栓症リスクや肥満・高血圧・糖尿病などの持病がある方には、経皮吸収エストラジオール製剤が第一選択となる場合があります。

「HRTは自分には合わないかも」と思っている方も、最新の選択肢について医師に相談してみることをおすすめします。

膣RFという選択肢

加齢や出産、女性ホルモンの変化により、「膣のゆるみ」「乾燥感」「性交時の違和感」「尿漏れ」などのお悩みを抱える方は少なくありません。しかし、デリケートな問題だからこそ、誰にも相談できずに悩み続けてしまうケースもあります。

 そのようなお悩みに対する治療のひとつとして注目されているのが「膣RF(高周波治療)」です。

膣RFは、高周波エネルギーを膣内に照射することで、コラーゲン生成を促進し、組織の引き締めや潤い改善を目指す施術です。メスを使用しないため身体への負担が少なく、ダウンタイムも比較的短い点が特徴です。

「手術には抵抗がある」「自然な変化を目指したい」という方にとって、膣RFは選択肢のひとつとなるかもしれません。

あなたに合った治療法の選び方

どの治療法が合うかは、症状の種類・重さ・体質・持病によって異なります。

以下の目安を参考にしてみてください。

ほてり・のぼせ・発汗が強い方

ホルモン補充療法(HRT)が最も高い効果を示します。

「毎日何度もホットフラッシュが起きて仕事に集中できない」という方には、HRTが根本的な解決策になる可能性があります。まずは医師に相談し、禁忌事項がないか確認することが大切です。

精神症状(不眠・イライラ・不安)が強い方

HRTに加えて、漢方薬・睡眠剤・安定剤を組み合わせることで効果が高まります。

「夜中に何度も目が覚めて、翌日ぐったりしてしまう」という経験をお持ちの方は、睡眠の質を改善することが最優先です。症状に応じた薬物療法と漢方薬の併用を検討してみてください。

症状が軽め・ホルモン剤に抵抗がある方

漢方薬やエクオールサプリメントから始めるのがおすすめです。

「まだそこまでひどくないけれど、何か対策したい」という段階なら、体への負担が少ない漢方薬やサプリメントで様子を見ることも選択肢の一つです。

持病があってホルモン剤が使えない方

漢方薬やプラセンタ療法が有効な選択肢になります。

内科的な持病のためにホルモン剤が内服できない方でも、漢方薬やプラセンタ治療で症状を和らげることができます。一人で諦めず、ぜひ医師にご相談ください。

美容・アンチエイジング効果も期待したい方

プラセンタ療法は、更年期症状の改善に加えて美肌・アンチエイジング効果も期待できます。

「更年期の治療をしながら、肌のケアもしたい」という方には、プラセンタ注射が一石二鳥の選択肢になるかもしれません。

ななほしクリニックの更年期外来について

ななほしクリニックは、大阪府堺市東区の初芝駅前に位置する、形成外科・皮膚科・婦人科・美容皮膚科を診療科目とするクリニックです。

更年期障害の治療に力を入れており、患者さん一人ひとりの症状・体質・生活スタイルに合わせた包括的な治療アプローチを行っています。

5つの治療法で、あなたに合った対応を

ホルモン補充療法(HRT)・漢方療法・プラセンタ治療・エクオール・薬物療法の5つの選択肢を用意しています。

「どれが自分に合うかわからない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。症状を丁寧にお聞きし、最適な治療法をご提案します。

プラセンタ療法の費用と通院頻度

  • 45歳〜59歳で更年期症状があり、HRTを行っていない方:保険適用で注射可能
  • それ以外の方:自費 1アンプル 1,100円、2アンプル2,800円
  • 治療頻度:最初の1〜2か月は週2回、体調が落ち着いたら週1回
  • 2回目以降:問診と注射のみで待ち時間が少なく、短時間でお帰りいただけます

メディカルスクエア初芝駅前での連携診療

ななほしクリニックは、メディカルスクエア初芝駅前でクリニック間の連携を強化した診療を行っています。

複数の診療科目を持つ総合的な診療体制のもと、更年期に関連する幅広い症状に対応できる環境を整えています。

まとめ:更年期障害は治療できる。一人で抱え込まないで

更年期障害は、適切な治療によって症状を大幅に改善できます。

今回ご紹介した5つの治療法(HRT・漢方療法・プラセンタ治療・エクオール・薬物療法)は、それぞれに特徴があり、症状や体質に合わせて選択・組み合わせることができます。

「どれが自分に合うかわからない」「副作用が心配」という方も、まずは専門医に相談することが第一歩です。

ほてり・のぼせ・不眠・イライラ……。これらの症状は、あなたのせいではありません。ホルモンバランスの変化という、体の自然な変化が引き起こしているものです。

正しい知識と適切な治療で、更年期を乗り越えていきましょう。

ななほしクリニックでは、患者さまお一人おひとりに寄り添った丁寧な診療を心がけています。更年期の症状でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

更年期障害の治療法について、専門医にご相談ください

「どの治療法が自分に合うか分からない」という段階からご相談いただけます。
初めての方もお気軽にどうぞ。

オンライン予約はこちら

お電話:072-288-6170

月〜火・木〜金 9:00〜19:00 水・土 9:00〜16:00 日曜定休
大阪府堺市西区鶴田町315-1(初芝駅徒歩すぐ)

著者情報

副院長       

久米川 綾(くめがわ あや)

経歴

2015年3月

和歌山県立医科大学医学部 卒業

2015年4月

和歌山県立医科大学付属病院

2017年4月

和歌山県立医科大学産婦人科 学内助教

2020年4月

和歌山ろうさい病院

資格・所属学会

  • 日本専門医機構認定産婦人科専門医