膀胱炎になりやすい原因とその予防〜自宅でできる対策法を紹介|初芝駅前の形成外科・皮膚科・婦人科・美容皮膚科|ななほしクリニック

〒599-8114大阪府堺市東区日置荘西町4-35-10 メディカルスクエア初芝駅前203
Tel.072-288-6170
WEB予約 インスタグラム LINE
ヘッダー画像

膀胱炎になりやすい原因とその予防〜自宅でできる対策法を紹介

膀胱炎になりやすい原因とその予防〜自宅でできる対策法を紹介|初芝駅前の形成外科・皮膚科・婦人科・美容皮膚科|ななほしクリニック

「また膀胱炎かも…」と感じたことはありませんか?

頻尿、排尿時の痛み、残尿感。これらの症状が繰り返し現れる方は、日常の生活習慣の中に膀胱炎を引き起こしやすい要因が潜んでいる可能性があります。膀胱炎は細菌感染によって膀胱の粘膜に炎症が起こる疾患で、特に女性に多く見られます。女性は尿道が短く肛門に近い構造のため、細菌が侵入しやすいという解剖学的な特徴があります。

放置すると腎盂腎炎(じんうじんえん)を併発するリスクもあります。早めの対処と日頃からの予防が、とても大切です。

この記事では、膀胱炎を繰り返す原因と、今日から実践できる自宅での予防対策を詳しくご紹介します。ぜひ最後までお読みください。

ななほしクリニック|大阪府堺市・初芝駅徒歩すぐ

「膀胱炎を繰り返してしまう」とお悩みの方へ。生活習慣の見直しから専門的なケアまで、お一人おひとりの状況に合わせてご提案します。

診療時間:月〜火・木〜金 9:00〜19:00 水・土 9:00〜16:00 日曜定休

膀胱炎とはどんな病気?基本をおさえよう

膀胱炎は、尿道から侵入した細菌が膀胱粘膜に感染することで起こる炎症性疾患です。

原因菌の多くは大腸菌をはじめとする腸内細菌です。これらの菌が尿道を通じて膀胱へと上行することで感染が成立します。発熱を伴わないことが特徴で、もし発熱がある場合は腎盂腎炎への進展を疑う必要があります。

膀胱炎には大きく分けて「単純性」と「複雑性」があります。

  • 急性単純性膀胱炎:尿路や全身に基礎疾患がない状態で起こるもの。性的活動期の女性や閉経後の女性に多く見られます。
  • 複雑性膀胱炎:尿路の先天異常、神経因性膀胱、糖尿病などの基礎疾患を持つ方に合併するもの。男性にも発症します。
  • 再発性膀胱炎:過去6か月間に2回以上、または過去12か月に3回以上の膀胱炎症状を繰り返す状態です。

主な症状は頻尿・排尿時痛・尿混濁の3つです。排尿終末時に痛みが強くなる点が特徴的です。残尿感や下腹部の不快感、血尿が見られることもあります。

「少し我慢すれば治るかも」と思って放置してしまう方も少なくありません。しかし膀胱炎は、適切な治療を受けないと腎盂腎炎へと進展する可能性があります。腎盂腎炎になると高熱や腰痛が現れ、入院が必要になるケースもあります。症状が出たら、早めに受診することをお勧めします。

膀胱炎になりやすい原因とは?生活習慣を見直そう

繰り返す膀胱炎には、必ず理由があります。

膀胱炎の根本的な原因は細菌の侵入と増殖ですが、それを助長する生活習慣が積み重なることで、繰り返しやすい状態が作られていきます。以下に代表的な原因を詳しく解説します。

水分摂取が少ない

水分が不足すると尿量が減り、膀胱内の細菌が洗い流されにくくなります。

水をしっかり飲んで排尿を促すことで、膀胱内の細菌を体外へ押し出す効果が期待できます。「トイレが近くなるから」と水分を控える方がいますが、これは逆効果です。意識的に水分を補給する習慣が、膀胱炎の予防につながります。

排尿を長時間我慢する

仕事中や外出中にトイレを我慢しすぎていませんか?

膀胱に長時間尿が溜まり続けると、膀胱内で細菌が繁殖しやすくなります。少なくとも3〜4時間を目安にトイレに行き、我慢しすぎないようにすることが大切です。「忙しくてトイレに行けない」という状況が続くと、それだけ感染リスクが高まります。

排便後の拭き方

これは意外と知られていない重要なポイントです。

排便後に後ろから前に向かって拭くと、肛門周囲の常在菌が尿道口に付着してしまいます。尿道や膀胱は本来無菌状態ですが、肛門には大腸菌などの常在菌が存在します。排便後は必ず前から後ろへ拭く習慣をつけることが、膀胱炎予防の基本です。

性行為後の排尿をしない

性行為の際には、外部からさまざまな細菌が侵入する可能性があります。性行為後に排尿することで、尿道に入り込んだ細菌を洗い流す効果が期待できます。この習慣を意識するだけで、感染リスクを下げることができます。

温水便座の使いすぎ

清潔を保つことは大切ですが、過度な洗浄は逆効果になることがあります。

温水便座を長時間・高頻度で使用すると、デリケートゾーンの粘膜が持つバリア機能が低下し、細菌が侵入しやすくなる可能性があります。適度な使用にとどめることが望ましいです。

生理用ナプキンを長時間替えない

ナプキン自体が膀胱炎の直接の原因になるわけではありません。しかし、汚物が付いたナプキンを長時間つけたままでいると、細菌が繁殖しやすい環境が作られます。生理中はこまめにナプキンを替える習慣が重要です。

疲労・免疫力の低下

体が疲れているとき、免疫力が落ちているときは特に注意が必要です。

仕事や育児で疲労が蓄積していると、体の防御機能が低下し、細菌感染を起こしやすくなります。睡眠不足や過労が続いているときは、膀胱炎のリスクが高まります。疲労をためこまず、十分な休息をとることが予防につながります。

女性が膀胱炎になりやすい体質的な理由

膀胱炎は圧倒的に女性に多い疾患です。

男性の尿路感染症の既往は10〜20%程度とされているのに対し、女性では50〜60%にのぼるとされています。この大きな差には、解剖学的な理由があります。

女性の尿道は約3〜4cmと非常に短く、また肛門との距離も近い構造です。そのため、外部からの細菌が膀胱まで到達しやすいという特徴があります。男性の尿道が約15〜20cmあることと比べると、その差は明らかです。

また、閉経後の女性はエストロゲンの分泌が低下することで、膣や尿道の粘膜が萎縮し、バリア機能が弱まります。これにより、細菌感染を起こしやすくなると考えられています。

さらに、遺伝的に尿路上皮が大腸菌に対して親和性が高い方がおり、そのような体質の方は再発を繰り返しやすい傾向があります。「自分だけ何度もかかる」と悩んでいる方は、体質的な要因も関係している可能性があります。

自宅での対策に限界を感じたら、専門医へ

セルフケアで改善が見られない場合や、繰り返す症状が続く場合は、専門医への相談が選択肢のひとつです。お気軽にどうぞ。

オンライン予約

お電話:072-288-6170 月〜金 9:00〜19:00(水は〜16:00)

自宅でできる膀胱炎の予防対策7選

予防は、今日からすぐに始められます。

生活習慣を少し見直すだけで、膀胱炎のリスクを大幅に下げることが可能です。以下の7つの対策を、ぜひ日常生活に取り入れてみてください。

①こまめな水分補給を心がける

1日を通じて意識的に水分をとりましょう。水分を十分に摂取することで尿量が増え、膀胱内の細菌が排尿とともに体外へ排出されやすくなります。特に夏場や運動後は脱水になりやすいため、意識的な水分補給が重要です。

②トイレを我慢しない

尿意を感じたら、できるだけ早めにトイレへ行く習慣をつけましょう。3〜4時間に1回を目安に排尿することが理想的です。長時間の我慢は膀胱内での細菌増殖を促すため、避けることが大切です。

③排便後は前から後ろへ拭く

日常的な習慣として定着させることが重要です。前から後ろへ拭くことで、肛門周囲の細菌が尿道口に付着するリスクを減らせます。トイレットペーパーの使い方を今一度確認してみてください。

④性行為後に排尿する

性行為後はなるべく早めに排尿するよう心がけましょう。尿道に侵入した細菌を洗い流す効果が期待できます。このシンプルな習慣が、繰り返す膀胱炎の予防に大きく貢献します。

⑤温水便座の使用は適度に

清潔を保つことは大切ですが、洗いすぎは禁物です。デリケートゾーンには自然なバリア機能が備わっています。温水便座は適切な時間・強さで使用し、粘膜を傷めないよう注意しましょう。

⑥生理用品はこまめに交換する

生理中は特に細菌が繁殖しやすい環境になりがちです。ナプキンやタンポンは定期的に交換し、清潔な状態を保つことが膀胱炎予防につながります。

⑦十分な睡眠と疲労回復

免疫力を維持することが、感染症全般の予防に欠かせません。睡眠不足や過度なストレスは免疫力を低下させ、膀胱炎のリスクを高めます。好きなことをする時間を作り、心身ともにリフレッシュする習慣を大切にしてください。

こんな症状が出たら要注意!受診のタイミング

症状を感じたら、迷わず受診してください。

膀胱炎は適切な治療を受ければ比較的早期に改善する疾患ですが、放置すると腎盂腎炎を併発するリスクがあります。腎盂腎炎は高熱・腰痛・悪寒を伴う重篤な感染症で、入院治療が必要になるケースもあります。

以下のような症状が現れた場合は、早めに医療機関を受診することをお勧めします。

  • 排尿時に痛みや灼熱感がある
  • 頻繁にトイレに行きたくなる
  • 尿が濁っている、血が混じっている
  • 下腹部に不快感や圧迫感がある
  • 残尿感が続く

特に、発熱・腰痛・悪寒が加わった場合は腎盂腎炎の可能性があります。この場合は速やかに受診してください。

また、膀胱炎と似た症状を示す疾患として、過活動膀胱や間質性膀胱炎なども存在します。自己判断での市販薬対応だけでは不十分な場合もあるため、症状が繰り返す場合は専門的な診察を受けることが重要です。

ななほしクリニックの婦人科診療について

大阪府堺市の初芝駅前にあるななほしクリニックでは、婦人科診療として膀胱炎の診察・治療を行っています。

膀胱炎は放置すると腎盂腎炎を併発することがあります。「また膀胱炎かな」と感じたら、早めの受診をお勧めします。

また、当クリニックでは骨盤臓器脱(子宮脱・膀胱瘤・直腸瘤など)の診療も行っています。骨盤底筋体操の指導やペッサリー(丸いリング)を挿入する保存的治療を提供しており、手術が必要な場合は適切な施設へご紹介する連携体制も整えています。

形成外科・皮膚科・婦人科・美容皮膚科の複数診療科目に対応しているため、さまざまな医療ニーズにお応えできます。電話予約・WEB予約の両方に対応しており、初芝駅前という好立地でアクセスも便利です。

「症状が気になるけれど、どこに相談すればいいかわからない」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。

まとめ:膀胱炎を繰り返さないために

膀胱炎は、生活習慣の見直しで予防できる疾患です。

水分補給をこまめに行い、排尿を我慢しない。排便後は前から後ろへ拭く。性行為後は排尿する。これらのシンプルな習慣を積み重ねることが、膀胱炎の再発予防に大きく役立ちます。

また、疲労や免疫力の低下も膀胱炎のリスクを高めます。日頃から十分な睡眠をとり、体の抵抗力を維持することも大切です。

症状が出た場合は自己判断で放置せず、早めに医療機関を受診してください。膀胱炎は適切な治療で改善できる疾患ですが、放置すると腎盂腎炎への進展リスクがあります。

膀胱炎でお悩みの方、繰り返す症状が気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。

▼ ななほしクリニックの婦人科(膀胱炎)診療について、詳しくはこちらをご覧ください。

ななほしクリニック 膀胱炎

膀胱炎の予防・治療についてご相談ください

繰り返す膀胱炎でお悩みの方も、まずはお気軽にご相談ください。
オンラインまたはお電話で承っております。

オンライン予約はこちら

お電話:072-288-6170

月〜火・木〜金 9:00〜19:00 水・土 9:00〜16:00 日曜定休
大阪府堺市西区鶴田町315-1(初芝駅徒歩すぐ)

著者情報

副院長       

久米川 綾(くめがわ あや)

経歴

2015年3月

和歌山県立医科大学医学部 卒業

2015年4月

和歌山県立医科大学付属病院

2017年4月

和歌山県立医科大学産婦人科 学内助教

2020年4月

和歌山ろうさい病院

資格・所属学会

  • 日本専門医機構認定産婦人科専門医