膣の引き締め治療「RF(高周波)」とは?効果・回数・痛みを婦人科医目線で解説の基本から応用まで|ななほしクリニック|初芝駅の形成外科・皮膚科・婦人科・美容皮膚科

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膣の引き締め治療「RF(高周波)」とは?効果・回数・痛みを婦人科医目線で解説の基本から応用まで

膣の引き締め治療「RF(高周波)」とは?効果・回数・痛みを婦人科医目線で解説の基本から応用まで|ななほしクリニック|初芝駅の形成外科・皮膚科・婦人科・美容皮膚科

はじめに・・・デリケートな悩みを抱えるあなたへ

出産後や年齢を重ねることで、女性の身体には様々な変化が訪れます。

「膣のゆるみが気になる」「くしゃみをすると尿が漏れてしまう」「入浴後にお湯が垂れてくる」「性交時に痛みを感じる」・・・こうしたデリケートゾーンの悩みは、誰にも相談できず一人で抱え込んでしまう方が多いのが現実です。

実は、40代以上の女性の約3割がこのような症状に悩まされていると言われています。これらの症状は、出産による骨盤底筋へのダメージや、加齢・閉経による女性ホルモンの低下が主な原因です。

しかし、現在は「RF(高周波)治療」という、メスを使わず短時間で行える画期的な治療法によって、これらの悩みを改善することが可能になっています。

この記事では、形成外科医として多くの患者さまと向き合ってきた経験をもとに、膣の引き締め治療「RF(高周波)」について、その効果・回数・痛みなど、皆さまが知りたい情報を詳しく解説いたします。

 

RF(高周波)治療とは?・・・膣の若返りを促す最新技術

RF(高周波)治療は、「yoniRF(ヨニRF)」とも呼ばれる最新のフェムケア治療です。

高周波エネルギーを膣内や外陰部に照射することで、組織をじんわりと加熱し、コラーゲンの生成を促進します。その結果、膣の引き締めや潤いの改善など、女性の膣環境を整えることができる治療法です。

RF治療の仕組み・・・内側から若返りを促す

RF治療では、膣内に専用のハンドピースを挿入し、高周波エネルギーを照射します。

この高周波の温熱効果により、膣粘膜やその下の組織の血行が促進され、線維芽細胞が刺激されます。すると、新たなコラーゲンやエラスチン繊維の生成が高まり、膣の潤いや弾力が回復していくのです。

施術中は膣内温度が約42〜43度になり、じんわりと温かく心地良い感覚を感じる程度です。レーザー治療のように膣粘膜を傷つけることがないため、痛みやダウンタイムがほとんどないという大きな特徴があります。

他の治療法との違い・・・なぜRF治療が選ばれるのか

膣の引き締め治療には、RF治療以外にも「膣ハイフ(HIFU)」や「レーザー治療(モナリザタッチなど)」があります。

レーザー治療は膣表面の粘膜を損傷させて細胞の再構築を促すため、表面的な治療となり、施術時間が長く、痛みを伴い、ダウンタイムが約1か月必要です。

一方、膣ハイフは超音波で骨盤底筋の筋膜を縮めて効果を出すため、治療の効果に比例して施術時の痛みを伴います。また、照射箇所のズレによる神経損傷のリスクも報告されています。

これに対してRF治療は、膣粘膜に傷をつけず真皮に効果をもたらすため、施術時間が約8分と短く、術後当日の性交渉にも制限がありません。痛みが少なく、合併症のリスクも低いことから、多くの女性に選ばれています。

RF治療で期待できる効果・・・心と身体の両方を満たす

RF治療は、単に膣を引き締めるだけではありません。

女性としての自信を取り戻し、パートナーとの関係性をより深めるなど、心と身体の両方に嬉しい変化をもたらします。

膣の引き締め効果

たるみやゆるみを改善し、きゅっと引き締まった理想的な膣へと導きます。膣の感度を高め、オーガズムを感じやすくすることで、性生活の満足度が向上します。

膣の乾燥改善と性交痛の軽減

潤いのある健康的な膣環境を取り戻すことで、不快感や痛みから解放されます。

特に閉経後の女性ホルモン低下に伴う外陰部の違和感や性交痛の改善に効果が期待できます。痛みを軽減することで、心から性行為を楽しめるようになるのです。

尿もれの改善

膣の引き締めにより、尿道のサポートが向上し、軽度の腹圧性尿失禁(くしゃみや荷物を持ち上げた時の尿漏れ)の改善が期待されます。不安から解放され、快適な毎日を取り戻すことができます。

外陰部のたるみ・黒ずみ改善

外陰部用のチップで照射することで、外陰部のたるみの改善、黒ずみや色素沈着の改善も期待できます。

膣内フローラの改善とホルモンバランスの安定化

若々しい膣環境を作ることで「理想的な膣内細菌叢」が整い、病原菌の増殖を抑える効果が期待されます。

繰り返す膀胱炎をはじめとする尿路感染症や、細菌性膣炎、膣カンジダ症などの予防にもつながります。また、エストロゲンの効果が最大限に発揮されることで、体全体の若々しさを保つ手助けにもなります。

施術の流れと回数・・・わずか8分で完了する治療

RF治療は、非常にシンプルで負担の少ない施術です。

施術当日の流れ

専用の部屋で着替えていただいた後、膣内に専用のハンドピースを挿入して施術を行います。施術時間は約8分ほどで完了します。

お着替えなどを含めても、膣と外陰部それぞれ約30分程度で終了するため、忙しい方でもスキマ時間に治療を受けることが可能です。

推奨される施術回数

初めての方は、約2週間に一度を3回受けることを推奨しています。

1か月に1度を3回でも問題ありませんが、短期間で集中的に行う方が効果的です。効果は1回の施術でも比較的早期に現れますが、3回の施術を完了することで、より確実な改善が期待できます。

その後は、半年〜1年に1回のメンテナンスがおすすめです。効果は約1年ほど持続しますが、個人差があります。

施術中の痛みについて

ほとんど痛みはありません。

個人差はありますが、温かさを感じる程度です。熱さに敏感な方には、すぐに出力や照射部位を調整いたしますので、安心して施術を受けていただけます。

RF治療を受けられる方・受けられない方

RF治療は多くの女性におすすめできる治療ですが、一部の方は施術を受けることができません。

こんな方におすすめ

  • 膣のゆるみが気になる方
  • 膣の乾燥が気になる方
  • 性交痛がある方
  • オーガズムを感じにくい方
  • 性生活をもっと楽しみたい方
  • 尿もれが気になる方
  • 出産後、膣の状態が変わった方
  • 加齢による膣の衰えを感じている方
  • 高齢者で性生活を楽しみたい方
  • 乳がん、子宮体がん、卵巣がん術後でホルモン療法中の方

施術を受けられない方

以下の方は施術をお受けいただけません。

  • 妊娠または出産後3か月未満の方
  • 施術部分に腫瘍がある方
  • 施術部分に腫れ、感染症、炎症のある方
  • 挿入術を施している方
  • 出血性疾患を発症されている方
  • 慢性ステロイドや免疫抑制療法の治療をしている方
  • ケロイド、瘢痕体質の方
  • 月経中の方
  • 1か月以内に膣内にヒアルロン酸などを注入した方
  • ペースメーカー・除細動器、神経刺激装置のインプラント・電子インプラント・薬注ポンプ・避妊器具を使用中の方

また、1年以内に子宮がん検査を受けられていない方は、施術前に検査をお願いする場合があります。

RF治療のメリット・デメリット

どんな治療にもメリットとデメリットがあります。

RF治療について、正直にお伝えいたします。

RF治療のメリット

  • メスを使わない治療・・・身体への負担が少なく、ダウンタイムも短い
  • 痛みが少ない・・・施術中の痛みはほとんどなく、温かさを感じる程度
  • 短時間の施術・・・施術時間はわずか8分程度で、忙しい方でも受けやすい
  • 効果が長持ち・・・1回の施術で効果は約1年ほど持続(個人差あり)
  • 安全性が高い・・・副作用の報告率が低い治療法
  • 広範囲の照射・・・360度に一度に高周波を照射するため、効率的に膣全体をケア
  • あらゆる年代の女性に・・・年齢に関係なく、すべての女性におすすめ
  • 2週間に一度の施術が可能・・・効果を実感しやすく、治療期間も短縮できる

RF治療のデメリット

  • 複数回の施術が必要・・・効果が出るのに最低3回の施術が必要
  • 保険適用外・・・自費診療のため、費用負担がある

RF治療は、痛みやダウンタイムが少なく、安全性の高い治療法ですが、効果を実感するためには複数回の施術が必要です。また、保険適用外のため、費用面での負担があることをご理解ください。

よくあるご質問

患者さまからよくいただくご質問にお答えいたします。

Q. カウンセリングは誰がしますか?

女性医師がカウンセリングを行います。デリケートな悩みも安心してご相談ください。

Q. 施術後すぐに効果は実感できますか?

効果には個人差がありますが、多くの方が施術直後から効果を実感されています。コラーゲンは6か月にわたって産生が継続するため、徐々に引き締まったハリのある組織に改善されていきます。

Q. 妊娠中でも施術を受けられますか?

妊娠中は施術を受けることができません。出産後3か月以降であれば施術可能です。

Q. 施術後の性交渉はいつから可能ですか?

RF治療は膣粘膜に傷をつけないため、術後当日の性交渉にも制限はありません。ただし、念のため1週間程度控えることを推奨する場合もあります。

Q. 他の治療と併用できますか?

症状が強い場合には、膣ハイフ(yoniHIFU)とRF治療を両方受けられることをおすすめします。異なる組織を異なる側面から改善を促すため、より高い効果が期待できます。

まとめ・・・自信と輝きを取り戻すために

膣の引き締め治療「RF(高周波)」は、メスを使わず、痛みやダウンタイムがほとんどない、安全性の高い治療法です。

わずか8分の施術で、膣のゆるみ、乾燥、性交痛、尿もれなど、多くの女性が抱えるデリケートな悩みを改善することができます。

形成外科医として、私は多くの患者さまの生活の質を向上させるお手伝いをしてきました。デリケートゾーンの悩みは、誰にも相談できず一人で抱え込んでしまいがちですが、適切な治療を受けることで、女性としての自信を取り戻し、パートナーとの関係性をより深めることができます。

ななほしクリニックでは、患者さま一人ひとりに寄り添った丁寧な診療を心がけております。

どんな小さな悩みでも、お気軽にご相談ください。あなたの自信と輝きを取り戻すお手伝いをさせていただきます。

まずは、カウンセリングから始めてみませんか?

あなたの一歩が、新しい自分との出会いにつながります。

著者

久米川 真治(くめかわ しんじ) 医師
ななほしクリニック 院長

形成外科・皮膚科・美容皮膚科を専門とする医師。
保険診療から自費診療まで幅広い臨床経験を有し、形成外科専門医として、疾患の正確な診断と患者負担の少ない治療を重視した診療を行っている。

本サイトでは、医師としての臨床経験と医学的根拠に基づき、症状・治療法・注意点について、一般の方にも理解しやすい医療情報の発信を行っている。