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手足や体の一部がむくんだり、
重さを感じる

リンパ浮腫の日帰り手術

初芝駅前

専門医による
手術

大阪府堺市でリンパ浮腫の治療をお考えならななほしクリニック

こんなお悩みありませんか?

  • 手足や体の一部がむくんでいる
  • 肌の色や質感の変化
  • 足のだるさや重く感じる
  • 足が疲れやすい
  • 肌の硬化(皮膚の硬直)
  • 感染症(蜂窩織炎)の頻発

初期段階でほとんど自覚症状はありませんが、放置しておくと徐々に症状は悪化し、
むくみやだるさなどの症状があらわれます。
1つでも当てはまるようでしたら、一度検査することをおすすめいたします。

リンパ浮腫とは?

リンパ浮腫は早期の診断と適切な治療が重要

リンパ浮腫は早期の診断と適切な治療が重要

リンパ浮腫は、手術や外傷、癌治療によってリンパ管やリンパ節が損傷すると、リンパ液が正常に流れなくなり、体内に滞留してしまうことがあります。
この結果、手や足、またはその他の部位にむくみが生じます。
リンパ浮腫の治療は、生活習慣の改善、スキンケア、圧迫療法、手術など、多角的なアプローチを必要とします。当院では、タイプによらず最新の医療技術と高度な診断機器を駆使し、患者様お一人おひとりに最適な治療を提供いたします。

当院の特徴

専門医による診療・手術
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専門医による診療・手術

日本形成外科学会専門医、リンパ浮腫保険診療医が診療をいたします。安心して症状についてご相談ください。

日帰り手術が可能
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日帰り手術が可能

当院では、日帰りで行えるLVA(リンパ管静脈吻合術)を行っております。日帰りで手術ができるため患者様の身体的にも経済的にも負担が軽減されます。

精密な治療のための機器導入
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精密な治療のための機器導入

リンパ管や静脈が非常に細いため、手術用の顕微鏡を用いて、高倍率に拡大して行います。また、リンパ管の状態を詳細に診断するため高周波エコーを導入しております。

安心のアフターフォロー
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安心のアフターフォロー

手術後のフォローアップや圧迫療法、空気圧式リンパ流促進装置を使用したリンパドレナージ(リミティ)などのリハビリテーションもスムーズに受けていただけます。

医療機関との提携
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医療機関との提携

当院は近隣クリニックとの連携治療を強化しており、患者様に対する総合的なケアを提供します。必要に応じてご紹介をいたします。

Treatment duration and basic flow

治療の流れ

  1. ご予約
    Step01

    ご予約

    事前にご連絡いただき診療や検査をいたします。WEB予約をおすすめしております。

  2. 診察
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    診察

    医師が視診と触診を行い、むくみの程度や皮膚の状態を確認します。当院では、高周波エコーを用いたリンパ管の質的診断を実施しています。

  3. 検査
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    検査

    必要に応じて造影検査などの追加検査を行い、リンパの流れや異常部位を詳しく評価します。CT検査、MRI検査などの検査が必要な場合には、提携クリニックにて受けていただきます。

  4. 手術のご案内
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    手術のご案内

    診断の結果、手術の適応と判断した場合は手術をご案内いたします。ご相談のうえ、手術日を決めます。手術の詳しい内容や注意点などをご説明します。

  5. 手術当日
    Step05

    手術当日

    局所麻酔を使いリンパ管細静脈吻合手術(LVA)を行います。手術時間の目安は約2~3時間です。希望があれば手術中のモニターを見ながら説明を受けることも可能です。

  6. 手術後
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    手術後

    術後、リカバリー室でお休みいただくこともできますが、リカバリーなしで帰宅される方も多くいらっしゃいます。

  7. 定期検診
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    定期検診

    術後は定期検診を行います。リンパ浮腫の手術は経過で2回目の手術が必要な場合もあるため、状態を確認するためにもご来院ください。

リスクと副作用

元々腫れが強い方は、術後にリンパ液がじわじわと出る場合もあります。
(通常1~2日程度で止まります。)

治療方法

LVA(リンパ管静脈吻合術) 圧迫療法 リンパドレナージ
LVA(リンパ管静脈吻合術) 圧迫療法 リンパドレナージュ

微小なリンパ管と静脈をつなぎ、リンパ液の流れを改善する手術です。最新の顕微鏡技術を用いて、精密かつ短時間での日帰り手術が可能です。

専用の医療用弾性ストッキングやバンデージを使用し、リンパ液の滞留を防ぎます。

専門の技術者によるマッサージで、リンパの流れを促進し、むくみを軽減します。

保険診療 保険診療 自費診療

※手術は手術の箇所により費用が変わります

リンパ浮腫のよくある質問

手術(LVA)について

Q1.切開する範囲はどのくらいですか?

1カ所切開あたりの傷の大きさは横に2〜3cmです。
原則として溶ける糸を使用しているので抜糸の必要がありません。

Q2.どのような麻酔方法ですか?

局所麻酔を用いるので、全身麻酔と比べて術後の嘔気などの不快感が圧倒的に少ないと言われています。しかし周囲の音などで不安になられる方もおられます。もし全身麻酔や入院を希望される場合は連携の総合病院へ紹介させていただきます。

Q3.重症のリンパ浮腫も日帰り手術は可能でしょうか?

診察の上での判断になりますが、安全性や効果を確認しながら数回に分けて手術を行うことはあります。手術する前に入院施設での集中排液療法を行う場合もあります。

Q4.どのような合併症がありますか?

神経障害や感染症などの合併症は今までの経験ではありません。小さな合併症(術後の傷が治りにくい、創離開離など)は1%未満です。

Q5.1回の手術で何か所、何吻合しますか?

日帰り手術での安全で効果的な吻合は下肢リンパ浮腫で2-4箇所(両側)、上肢リンパ浮腫で1-2箇所と考えています。
エコーやICGリンパ管造影検査、リンパシンチグラフィなどの最先端技術でリンパ管や静脈の状態を手術前に判断できるようになり、現在では2-4ヶ所の皮膚切開で同じ成績を収めるようになっています。

Q6.リンパ管と静脈を吻合することで、全身に癌が転移することはありませんか?

理論的にはその可能性も否定できないのですが、実際の臨床の現場においてはリンパ管静脈吻合術を受けていただいた患者様が、手術が原因で癌細胞が全身に転移したという経験や、医学的な報告は認められておりません。リンパ浮腫の治療を積極的に行うことで異常なリンパ液の貯留を予防し、癌細胞が異常増殖することを予防できることが報告されています。
リンパ浮腫治療の経験からご説明させていただくと、リンパ浮腫を適切に治療することで、免疫を正常状態に近づけることで癌細胞の異常増加を抑えることが出来ると考えております。癌治療中の患者様に関しては、癌治療の主治医の先生と相談しながら進めさせていただければと思います。

Q7.LVA(リンパ管静脈吻合)手術の再手術は必要ですか?

LVA手術は術後の経過をみながら複数回行うことがあります。次回のLVA手術を再検討される方は前回の手術から6ヶ月以降の手術をお勧めしています。

Q8.手術後はいつから歩けますか?仕事はいつから戻れますか?

手術当日から歩いて帰宅できます。運転に関しては翌日問題なければ可能であるため、当日は控えていただきます。同様に翌日問題なければ座り仕事や軽作業なら翌々日、重労働は1週間後から復帰していただけます(作業内容にもよりますので、ご相談ください)。

Q9.手術後ケアや気を付けることはありますか?

術後は創部感染の可能性はあるため抗生剤の内服をしていただきます。適宜絆創膏の交換などが必要になります。手術したからといって治療が終わるわけではありません。手術後の弾性着衣の着用が重要であるため、弾性着衣の着用を翌日から行っていただきます。

リンパ浮腫について

Q1.リンパ浮腫はなおりますか?

発症すると完治は難しいものの、症状に早く気付き、適切なケアを続けることで、悪化を防ぐことが可能です。また弾性着衣や包帯による圧迫療法、手術などによって治療は可能であり、早期に治療することで高い治療効果が期待できます。そのためにも、リンパ浮腫について正しい知識を持ちましょう。

Q2.リンパ浮腫の治療は保険が使えますか?

保険適応の治療になります。弾性着衣の購入(6ヶ月ごと)、定期健診や手術が保険適応内になります。当院に導入しているリンパ浮腫治療器(リミティ)は自費治療になります。

Q3.マッサージは効果ありますか?

セラピストによるリンパドレナージは効果的です。しかし、ご自身で行うのはなかなか難しく私の私見ではありますが、適切な弾性着衣を着用することが一番効果的かつ重要になります。

Q4.リンパ浮腫は遺伝と関係ありますか?

原発性リンパ浮腫は遺伝との関連があると報告されています。