美容皮膚科が初めての方へ〜受診の流れと知っておきたい10のポイント|ななほしクリニック|初芝駅の形成外科・皮膚科・婦人科・美容皮膚科

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美容皮膚科が初めての方へ〜受診の流れと知っておきたい10のポイント

美容皮膚科が初めての方へ〜受診の流れと知っておきたい10のポイント|ななほしクリニック|初芝駅の形成外科・皮膚科・婦人科・美容皮膚科

目次

美容皮膚科を初めて受診される方は、不安や疑問をたくさん抱えていらっしゃるのではないでしょうか。

「どんな流れで診察が進むのだろう」「費用はどれくらいかかるのだろう」「施術は痛くないだろうか」・・・こうした心配は当然のことです。

実際、多くの方が「怖い」「高そう」というイメージから受診をためらっているという調査結果もあります。しかし、実際に受診された方の多くは「想像より費用が安かった」と感じており、事前のイメージと現実には大きなギャップがあることがわかっています。

この記事では、形成外科専門医として長年診療に携わってきた経験をもとに、美容皮膚科を初めて受診される方が安心して通院できるよう、受診の流れや知っておきたいポイントを詳しく解説します。

美容皮膚科とは?一般皮膚科との違い

美容皮膚科は、肌の美しさを追求する診療科です。

一般皮膚科では主に疾患の治療を目的としますが、美容皮膚科ではシミ、シワ、たるみ、ニキビ跡など、肌トラブルを医学的アプローチで改善することに重点を置いています。

ただし、美容皮膚科でも保険診療と自由診療の両方を扱うクリニックが多く存在します。たとえば、ニキビ(尋常性痤瘡)、アトピー性皮膚炎、いぼ、ほくろの一部など、疾患として認められる症状は保険診療で治療可能です。一方、シミ取りレーザー、ボトックス注射、ヒアルロン酸注入など、美容目的の施術は自由診療となり、費用は全額自己負担となります。

保険診療では3割負担で1,000〜5,000円程度の費用となりますが、自由診療では5,000〜100,000円程度と幅があります。初診料も保険診療では約850円(3割負担)、自由診療では0〜5,000円とクリニックによって異なります。

当院「ななほしクリニック」でも、リンパ浮腫治療や一般皮膚科診療は保険診療で対応し、美容皮膚科領域では患者さまのご希望に応じて自由診療もご提案しています。

保険適用で受けられる美容皮膚科治療

意外に思われるかもしれませんが、美容皮膚科で保険適用の治療を受けられることを知らない方が多くいらっしゃいます。

調査によると、61.0%の方が美容皮膚科の保険適用治療について知らないという結果が出ています。ニキビ跡治療やシミ治療など、一部の症状は保険適用で受けられるため、まずは相談だけでも気軽に受診することをお勧めします。

保険診療の対象となるのは、疾患として認められる症状です。たとえば、炎症を伴うニキビ、アトピー性皮膚炎による肌荒れ、ウイルス性のいぼ、湿疹などは保険診療で治療できます。一方、美白目的のシミ取り、予防的なシワ治療、たるみ改善などは自由診療となります。

初めての受診:予約から診察までの流れ

美容皮膚科を初めて受診される際の流れを、ステップごとに詳しくご説明します。

ステップ1:予約を取る

多くの美容皮膚科は予約制です。

予約方法は、電話、LINE、WEBなど、クリニックによって異なります。当日でも予約を取れる場合がありますが、事前に予約をいただいたほうがスムーズなご案内が可能です。

初診の場合、カウンセリングと施術は別の日でのご案内となることが一般的です。これは、患者さまに十分に考える時間を持っていただき、納得した上で施術を受けていただくためです。

ステップ2:来院と受付

ご予約の時間にご来院いただき、受付をお済ませください。

初診の方は問診票のご記入やカルテの登録を行いますので、ご予約時間の10分前にご来院いただくことをお勧めします。当日はカルテ作成のため、保険証をお持ちください。服用中のお薬がある場合、お薬手帳などお薬の名前が分かるものもご持参ください。

コンタクトレンズをお使いの方で目の周りの治療をされる方は、コンタクトレンズを外していただく場合があります。クリニックではコンタクトレンズのケースをご用意していないことが多いので、ご自身でお持ちください。

ステップ3:洗顔(必要な場合)

お顔の施術を受けられる場合、洗顔へご案内されることがあります。

その際、スタッフから正しい洗顔方法についてご説明させていただくこともあります。クリニックが独自に開発したメイク落としや洗顔料をご用意していることが多く、施術前に肌を清潔な状態にします。

お顔のお写真を専用機器を使用して撮影することもあります。これは、治療前後の変化を客観的に記録し、治療効果を確認するためです。

ステップ4:医師による診察・カウンセリング

医師が一人ひとりのお悩み・症状に合わせて、適切な治療法をご提案いたします。

ダウンタイム、予算、ライフスタイルなどに応じて、最適な治療計画を一緒に考えていきます。医療エステメニューの場合は、カウンセラーによるカウンセリングをお受けいただけることもあります。ご希望があれば、医師の診察も可能です。

この段階で、治療内容、期待できる効果、リスク、費用などについて詳しくご説明します。疑問や不安があれば、何でもご質問ください。患者さまが納得されるまで、丁寧にお答えします。

ステップ5:スタッフによる確認

より安心して治療を受けていただくために、スタッフが医師の診察内容に沿って、治療やお薬、費用について再度ご案内と確認をさせていただきます。

確認の後、承諾書をお読みいただき、疑問や不安がなければご署名いただきます。この段階で、治療内容や費用について最終確認を行います。

ステップ6:施術(当日または後日)

技術を習得した医師・スタッフが対応させていただきます。

施術中は、安心してお肌をお預けください。治療内容・症状により、施術箇所を冷却する、薬を塗布するなどの処置もございます。

施術の終了後、スキンケア・メイクをしていただきます。その際、クリニックオリジナルのスキンケア製品をお試しいただけることもあります。また、ご希望に応じて、スタッフよりスキンケアについてアドバイスをさせていただきます。

ステップ7:会計と次回予約

本日の診察、施術、治療薬、スキンケア等の会計を行います。

多くのクリニックでは、現金とクレジットカードがご使用いただけます。次回の治療のご予約も、この段階で承ります。

知っておきたい10のポイント

美容皮膚科を初めて受診される方に、ぜひ知っておいていただきたいポイントを10個ご紹介します。

ポイント1:費用は想像より安いことが多い

調査によると、58.0%の方が初回費用として5万円以上を想定していますが、実際にはカウンセリング無料のクリニックも多く、初回治療は1〜3万円で収まるケースが大半です。

実際に受診した方の68.7%が「想像より費用が安かった」と回答しており、事前のイメージと実際の費用には大きなギャップがあります。事前の情報収集や無料カウンセリングの活用が重要です。

ポイント2:初診料とカウンセリング料

初回はカウンセリング料として3,000円程度がかかることがあります。

再診料は1,500円程度です。初・再診料と保険適用以外の治療費・薬剤などに別途消費税が必要となります。クリニックによっては、初診カウンセリングが無料の場合もありますので、事前に確認されることをお勧めします。

ポイント3:コースを組む必要はない

美容皮膚科では、1回ずつのご契約(都度払い)が可能なクリニックが増えています。

低価格で受けるために複数回コースを組む必要がなく、1回ずつのお支払いでも低価格で施術を受けられます。治療効果に満足したら通院頻度をお好みで調整もしやすくなっています。

ポイント4:痛みへの配慮

痛みが心配な場合は表面麻酔をお使いいただくことも可能です。

最近の美容皮膚科で扱っているレーザーは従来より痛みが少ないレーザーで、麻酔を使わずにお受けになる方が多いです。また、エレクトロポレーションやイオン導入)などの施術も、ほとんど痛みを感じない治療法です。

注射治療の場合、腫れや内出血の出方には個人差があり、起きてしまった場合も、約1週間程度で自然におさまります。もし内出血が出ても、その間はメイクで隠せる程度の場合が多いです。

ポイント5:ダウンタイムの確認

レーザー治療後、7〜14日間茶色のテープを貼っていただくことがあります。

テープを貼っても差し支えのない時期をお選びください。ダウンタイム中の過ごし方については、施術前に詳しくご説明します。お仕事やプライベートの予定に合わせて、治療時期を調整することが大切です。

ポイント6:リスク説明の重要性

美容施術前に確認したいリスク説明は、同意で大切なポイントです。

皮膚の状態により1回の照射で取りきれないことや再発する可能性があります。また、一時的に色素沈着が増強することもあります。こうしたリスクについて、医師から十分な説明を受け、納得した上で施術を受けることが重要です。

ポイント7:予約の変更・キャンセル

予約日時の変更が生じた場合、必ず1営業日前までにお電話でご連絡ください。

無断でのキャンセルは、他の患者さんにもご迷惑となりますので、必ず事前にご連絡をいただきますようお願いいたします。

ポイント8:化粧品のアレルギー

化粧品のアレルギーがある場合は、当日看護師にお伝えください。

施術に使用する製品を変更したり、パッチテストを行ったりするなど、適切な対応をさせていただきます。安全に施術を受けていただくために、アレルギー情報は非常に重要です。

ポイント9:治療の組み合わせ

美肌治療は併用できることがあります。

ピーリングと光・レーザーの組み合わせなど、複数の治療を組み合わせることで、より効果的な結果が得られることがあります。ただし、肌の状態や治療内容によっては併用できない場合もありますので、医師とよく相談して治療計画を立てることが大切です。

ポイント10:継続的なケアの重要性

美容皮膚科の治療は、1回で完結するものばかりではありません。

継続的なケアが必要な場合も多く、定期的に通院することで、より良い結果が得られます。治療後のスキンケアや生活習慣の改善も、治療効果を維持するために重要です。医師やスタッフからのアドバイスを参考に、日々のケアを続けていきましょう。

美容皮膚科で受けられる主な治療

美容皮膚科では、さまざまな肌トラブルに対応する治療法があります。

しみ治療

しみ治療には、外用薬、レーザー治療、光治療などがあります。

外用薬では、ハイドロキノンなどの美白剤を使用します。レーザー治療では、Qスイッチルビーレーザーなどを使用し、しみの原因となるメラニン色素を破壊します。光治療(フォトフェイシャル)では、複数の波長の光を照射し、しみだけでなく、赤みや毛穴の開きなども改善します。

しみ治療後に気をつけたい生活習慣として、色戻りを防ぐために紫外線対策が非常に重要です。日焼け止めをこまめに塗り、帽子や日傘を活用しましょう。

毛穴悩みの治療

毛穴悩みには、黒ずみと開きの2つのタイプがあります。

黒ずみは、毛穴に詰まった皮脂や角質が酸化して黒く見える状態です。ピーリングや毛穴洗浄で改善します。開きは、皮脂の過剰分泌や加齢によるたるみが原因です。レーザー治療や高周波治療で改善が期待できます。

赤ら顔の治療

赤ら顔のタイプ別対応として、スキンケアで注意したい点があります。

赤ら顔には、毛細血管拡張症、酒さ、脂漏性皮膚炎など、さまざまな原因があります。原因に応じて、レーザー治療、外用薬、内服薬などを組み合わせて治療します。スキンケアでは、刺激の少ない製品を選び、こすらないように優しく洗顔することが大切です。

ニキビ・ニキビ跡の治療

ニキビは保険診療で治療できる疾患です。

炎症を伴うニキビには、外用薬や内服薬を使用します。ニキビ跡には、ピーリング、レーザー治療、ダーマペンなどが有効です。ニキビ跡の種類(赤み、色素沈着、凹凸)によって、適切な治療法が異なります。

高周波(RF)治療

医療機関で行う高周波治療の特徴として、美容と医療の違いがあります。

高周波治療は、皮膚の深部に熱を加えることで、コラーゲンの生成を促進し、たるみやシワを改善します。医療機関で行う高周波治療は、エステサロンで行うものよりも出力が高く、より効果的な治療が可能です。

美容皮膚科を選ぶ際のチェックポイント

美容皮膚科を選ぶ際には、いくつかのポイントを確認することが大切です。

医師の資格と経験

形成外科専門医や皮膚科専門医の資格を持つ医師が在籍しているか確認しましょう。

専門医資格は、一定の研修と試験を経て取得するもので、専門的な知識と技術を持つ証です。また、医師の経歴や得意分野も確認すると良いでしょう。

カウンセリングの丁寧さ

初診時のカウンセリングで、医師やスタッフが丁寧に説明してくれるか確認しましょう。

治療内容、期待できる効果、リスク、費用について、わかりやすく説明してくれるクリニックを選ぶことが大切です。質問に対して誠実に答えてくれるかどうかも重要なポイントです。

料金体系の透明性

自費診療を検討する前に、費用説明で確認したい点があります。

料金体系が明確で、追加費用が発生する可能性についても事前に説明してくれるクリニックを選びましょう。見積もりをもらい、納得した上で治療を受けることが大切です。

アフターケアの充実度

治療後のフォローアップ体制が整っているか確認しましょう。

万が一トラブルが起きた場合に、迅速に対応してくれるクリニックを選ぶことが重要です。アフターケアについても、事前に確認しておくと安心です。

予約の取りやすさ

予約が取りやすいクリニックを選ぶことも大切です。

希望日になかなか予約が取りづらいと、継続的な治療が難しくなります。複数の院を展開しているクリニックでは、他の院でも施術を受けられる場合があり、予約が取りやすいこともあります。

よくある質問と回答

美容皮膚科を初めて受診される方からよくいただく質問にお答えします。

予約は必要ですか?

事前にご予約をいただいたほうがよりスムーズなご案内が可能ですが、急に予定が空いて立ち寄りたい場合なども、予約をお取りできる場合がございますので、お気軽にお問い合わせください。

ご予約がない場合は当日のクリニックの状況により、施術をご案内いたしかねる場合がございます。

希望した施術を全て当日に行えますか?

想定を超える施術内容になったり、予約外のメニューの追加を行われた場合には、予約状況により後日のご案内になる場合もございますが、可能な限り対応いたします。

施術内容決定後、受付スタッフまでご相談くださいませ。

支払い方法は何がありますか?

多くのクリニックでは、現金とクレジットカードがご使用いただけます。

一部のクリニックでは、電子マネーやQRコード決済にも対応しています。メンバー会員のポイント、楽天ポイント、チケットやクーポンをお持ちの場合はお会計時にご利用いただけることもあります。

気に入った治療のコースは組めますか?

クリニックによって異なりますが、1回ずつのご契約を推奨しているクリニックも増えています。

コースの縛りに関係なく必要に応じて次回のご予約をお取りいただけます。ただし、コースを組むことで割引が適用される場合もありますので、ご自身のニーズに合わせて選択されると良いでしょう。

施術後に腫れや内出血はありますか?

注射治療の場合、腫れや内出血の出方には個人差があります。

起きてしまった場合も、約1週間程度で自然におさまります。もし内出血が出ても、その間はメイクで隠せる程度の場合が多いです。もちろん腫れや内出血が出にくいように治療しますし、対処法もございますので、カウンセリング時にご相談ください。

まとめ:安心して美容皮膚科を受診するために

美容皮膚科を初めて受診される方に向けて、受診の流れと知っておきたいポイントをご紹介しました。

「怖い」「高そう」というイメージから受診をためらう必要はありません。実際に受診した方の多くは「想像より費用が安かった」と感じており、事前のイメージと現実には大きなギャップがあります。

美容皮膚科では、保険診療と自由診療の両方を扱っており、ニキビやアトピー性皮膚炎など、疾患として認められる症状は保険診療で治療可能です。まずは相談だけでも気軽に受診することをお勧めします。

初診時には、医師が一人ひとりのお悩み・症状に合わせて、適切な治療法をご提案します。ダウンタイム、予算、ライフスタイルなどに応じて、最適な治療計画を一緒に考えていきます。疑問や不安があれば、何でもご質問ください。

当院「ななほしクリニック」では、形成外科専門医として長年診療に携わってきた経験をもとに、患者さま一人ひとりに寄り添った医療を提供しております。リンパ浮腫治療や一般皮膚科診療は保険診療で対応し、美容皮膚科領域では患者さまのご希望に応じて自由診療もご提案しています。

美容皮膚科を受診することで、肌の悩みが改善され、自信を持って日々を過ごせるようになる方が多くいらっしゃいます。まずは一歩踏み出して、ご相談いただければと思います。

皆さまのお力添えをいただきながら、地域に根ざしたクリニックとして、これからも誠実に診療してまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

著者

久米川 真治(くめかわ しんじ) 医師
ななほしクリニック 院長

形成外科・皮膚科・美容皮膚科を専門とする医師。
保険診療から自費診療まで幅広い臨床経験を有し、形成外科専門医として、疾患の正確な診断と患者負担の少ない治療を重視した診療を行っている。

本サイトでは、医師としての臨床経験と医学的根拠に基づき、症状・治療法・注意点について、一般の方にも理解しやすい医療情報の発信を行っている。